そうなると、みんなに差をつけるのが難しいかなぁ。なんとか頭一つ抜き出たいんだよね。
なので読書リーマンの中でも差をつけたいなら、これから紹介する方程式を意識するといいですよ。
今回は、「読書をしているサラリーマンの中でも差をつけたい」「読書で人生を変えたい!」というあなたのための【人生を変える読書術】を紹介します。
こんな人におすすめ
- 読書をしてもなかなか成果が出ない人
- 他の人に差をつけたい人
- 自分の読書法に不安がある人
それでは、ここから具体的に【人生を変える読書術】について、説明していきます。
やってはいけない読書術=「ただの読書」
なんとなく本を選んで、なんとなく本を読んで終わっていませんか?
そう問いかけてくれるのは、Webデザイン&プログラミングスクール【TECH::EXPERT】を運営しているIT社長系youtuberのマコなり社長さん(@mako_yukinari)です。
マコなり社長さんが言う「やってはいけない読書」は、「ただの読書」です。
やってはいけない読書 = ただの読書
「ただの読書」とは何かというと、本をただ読んだだけの行動をしない読書です。
本をたくさん読んでいる人はたくさんいます。
しかし、ただ本を読んだだけでは頭一つ抜き出ることは絶対に不可能なのです。
では、どんな読書法が必要なのでしょうか?
答えはマコなり社長の動画で解説してくれています。
動画「「優秀」になりたいなら「ただの読書」は今すぐ止めよう(長さ 5:26)」
マコなり社長の動画の内容を1枚の画像にまとめました。
下の図を見ながら動画を見ると、より理解しやすくなると思いますので、よろしければ参考にしてください。
人生を変える読書の2つのポイント
人生を変える読書には2つのポイントがあります。
人生を変える読書の2つのポイント
- 本当に価値のある読書とは何か?
- 人生が変わる読書法
1.本当に価値のある読書とは何か?
1つ目はそもそも「本当に価値のある読書とは何か?」ってことです。
なぜこの質問をするかというと、”本を読みさえすれば自分の価値が上がる”と勘違いしている人が多いからです。
さきほども言いましたが、「やってはいけない読書」は、本をただ読んだだけの行動をしない読書です。
つまり、「本当に価値のある読書」とは、本を読んだその日から行動が変わることです。
本当に価値のある読書とは?
本を読んだその日から行動が変わること
結局のところ、行動が変わらなければ、成果も上げることも、人生がよくなることもありません。
そして、なぜ「その日から」行動が変わることが重要かと言うと、人間は忘れてしまう生き物だからです。
せっかく読書をしても、その3日後には内容を忘れてしまいます。
だから、読書をしたその日から、すぐに行動しなければ意味がありません。
意識すると行動が変わる「関心の輪」と「影響の輪」
ここで読書を行動に移すために役立つ考え方を共有します。
世界的ベストセラーのビジネス本「7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)」によると、自分自身が影響を及ぼすことができる範囲とそうでない範囲に分かれます。
影響を及ぼすことができない範囲を「関心の輪」といい、自分自身が影響を及ぼすことができる範囲のことを「影響の輪」と呼びます。
- 関心の輪 = 自分自身が影響を及ぼすことがでない範囲
- 影響の輪 = 自分自身が影響を及ぼすことができる範囲
関心の輪は、自分とは関係ないこと、自分にはどうしようもないことです。
たとえば「芸能ニュース」や「他人の悪口」、「過去の失敗」など。
このように自分ではコントロールできない部分にエネルギーを使っていると、自分の影響の輪が小さくなってしまいます。
一方、影響の輪は、自分の行動でコントロールできることです。
たとえば、「自分の家族」や「自分の態度」、「仕事」、「健康管理」など。
自分でコントロールできるところにエネルギーを使えば、自分の影響の輪が広がっていき、成長につながります。
世の中にいる多くの人は、この2つのうち「関心の輪」にエネルギー(自分の時間や思考)を向けてしまっています。
逆に、成功できる人は「影響の輪」に集中してエネルギーを注いでいるんです。
「ただ読んでいるだけ」の読書は「関心の輪」になっているから注意!
ここで話を読書術に戻します。
「やってはいけない読書」は、本をただ読んだだけの行動をしない読書でした。
これは「関心の輪」に属するエネルギーの使い方です。
ただ知識を入れるだけの読書は「行動をせずに文句ばかり言う評論家みたいなタイプ」になってしまいます。
もっと自分の「影響の輪」に集中して、影響の輪を大きくすることに集中しましょう!
大切なのは、
- 自分の現実にどう影響を与えるかを考えて
- 知識を得る
- 行動をする
です。
自分の行動を振り返ってみよう
一度、自分の労力が「関心の輪」に向いているのか、「影響の輪」に向いているのかチェックしてみると良いと思います。
自分の行動を確認しましょう!
- 自分の行動が「関心の輪」に向いていないか?
- 自分の行動が「影響の輪」に向けることができているか?
「関心の輪」と「影響の輪」について、成長できる考え方や習慣について、もっと知りたい方は「7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)」をおすすめします。
世界的に非常に売れている本ですので、これを機に読んでおいて困ることはないです。
私もマコなり社長の説明で、スティーブン・R・コヴィー氏のノウハウがもっと知りたくなり「7つの習慣」を購入しました。
この本では言語化するのが難しい分野を言語化してくれているので、人に伝えるときに役立つ知識だと思います。
勉強したくなる範囲を広げることができたのですごく嬉しいです。
人生を変えるために、本当に価値のある読書をしましょう。
本当に価値のある読書とは?
本を読んだその日から行動が変わること
では、具体的にどのようにして読書をすればいいのでしょうか?
次からは、具体的な「人生が変わる読書法」について説明します。
2.人生が変わる読書法
成果につながる読書は、次の公式が当てはまります。
①読んだ本の数×②良い本に出会う確率×③行動を起こす確率。
これらのそれぞれの要素を最大化させればよいという考えです。
なお、この公式は掛け算になっているので、どれか1つの要素が「0」だと、すべてゼロになりますので注意してください。
それでは、それぞれの要素についてどのように対策をすればよいのか説明していきます。
「読んだ本の数」を増やすための対策
マコなり社長の動画では、「読んだ本の数」を増やすには、
- 本を読む時間を増やす
- 本を読む速度を早くする
この2つしかなく、これはやるしかないとのことでした。
動画では「読んだ本の数」の対策は割愛されてしまっていましたが、ソイエバブログの過去記事の中で超効率的な読書法を紹介しています。
①本を読む時間を増やす、②本を読む速度を早くするために、役立つ記事になっておりますので、よろしければ読んでみてください。
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「良い本に出会う確率」を上げるための対策
そもそも、良い本とはどのような本でしょうか?
それは、良い本とは行動につながる本です。
そして、「良い本に出会う確率」を上げるための対策は、いたってシンプルで「自分の行動につながらない本に時間を割かない」ことです。
つまり無駄な本に時間を割かないということ。
ポイント
無駄な本に時間を割かない
では、どのようにして「無駄な本に時間を割かないようにする」のでしょうか?
その方法は3つあります。
無駄な本に時間を割かないようにする方法
- 本の要約サービスを使ってハズレ本を回避する
- 気になったところだけを読む
- つまらなかったら読むのをやめる
1.本の要約サービスを使ってハズレ本を回避する
本の要約サービスは、本の中に書かれてある重要な部分を10程度で読めるようにまとめてくれているサービスです。
ガッツリ読書に入る前に、高品質な本の要約を読むことができるので、無駄な本かどうかを判断することができます。
要約を読んでみて「行動につながりそう!」と感じた後に、本の購入が可能です。
マコなり社長が実際に使っていて「すっごくイイ!」と絶賛している本の要約サービスが「flier」というサービスです。
本の要約サービス
おすすめ flier(フライヤー)
マコなり社長が使ってみての感想は
フライヤーを使ってみての感想
- 本の内容を分かりやすくまとめてくれている
- 実際に読む時間の2~3%くらいまで凝縮可能
- ハズレの本を避けることができるようになった
です。
動画の中でフライヤーを超おすすめしています。
たしかに、有益なビジネス書は毎日のように発行されていますので、全部を購入していたらいくらお金と時間があっても足りませんよね。
ネットに転がっている無料の情報ではなく、著者と編集のプロがまとめた書籍は、情報としても信頼が持てますし、その情報を短時間でまとめて得ることができるのは非常に効率の良い方法だと思います。
フライヤーの要約文は、選書委員会が厳選したメンバーが作成し、さらに何重ものチェックの上で公開されています。
つまり、フライヤーの要約文は、どこにでもある書評や要約ではなく、書籍と同じようにその分野のプロと編集のプロの目が通った要約文になっていますので、言ってしまえば、新しく生まれたミニ書籍といってもいいくらいです。
ただし、
フライヤーは全部の要約を見るためには有料会員になる必要があります。
料金は月額2,000円です。
毎月2,000円ともなると、少し痛手な気もしますが、マコなり社長いわく、
フライヤーは本2冊以上の価値は確実にあるので、使わない理由はない!
とのことです。
最近話題のミニ書籍が読み放題と考えれば月額2,000円も高くはないと思います。
フライヤーでは「30日間無料キャンペーン」や「無料会員でも読める要約」がいくつかありますので、まずは無料で試してみて、自分に合うサービスかどうかを実際に確かめてみるのががいいと思います。
いくらいいサービスでも、自分が使えなければお金の無駄になってしまいますので。
そして、私はフライヤーに申し込みました。ほぼ毎日フライヤーで読書をし「今日の出し物」というブログでアウトプットをしています。
本の要約サービス
おすすめ flier(フライヤー)
2.気になったところだけを読む
「無駄な本に時間を割かないようにする」ための2番目の方法は「気になったところだけを読む」です。
「本は全部読まないといけない」という固定概念を持ってしまっている人が多いようです。
本を隅から隅まで読むのは絶対に辞めましょう。
細かいところまでじっくり読んでも、どうせ忘れますので時間がもったいないです。
目次をじっくり読んで「行動につながりそう」「もっとよく知りたい」と感じた部分だけをじっくり読むようにします。
こうすることで、30%以下の時間で本を読むことができるようになります。
「目次を最初に読む」という読書法については、以前の記事でも詳しく紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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3.つまらなかったら読むのをやめる
読んでつまらなかったら、すぐに読むのを辞めて、ハズレ本に時間を割くのは辞めましょう。
大事にしなければならないのは、あなたの時間です。
本に払ったお金よりも、あなたの時間のほうが1,000倍も貴重です。
やる気のない状態で読書をしても、記憶に残りにくいです。
「行動を起こす確率」を上げるための対策
最後に「行動を起こす確率」を上げるための対策です。
大切なポイントは、
です。
たとえば、私が今読んでいる「神・時間術」を例にしますと…
印象に残った話は「集中力を意識した時間術」です。
「集中力を意識した時間術」の行動をするには、以下のアクションプランをメモしてみました。
- 午前中にクリエイティブな仕事をする
- 朝シャワーを浴びる
- 前頭葉が疲労したら適度な運動をする
- ストップウォッチを使って架空の締切を作る
- 朝テレビをつけない
▼フォーマット例▼
知識を行動に変えなければ意味がありませんので、本を読んでどのような行動をするかをアクションプランとして書き出します。
紙に書き出す以外にも、友人や同僚に本の話すこともおすすめです。
人に話すことで、考えが整理され、行動につながりやすくなります。
【人生を変える読書術】のまとめ
ここでもう一度、マコなり社長の「”優秀”になりたいなら”ただの読書”は今すぐ止めよう」の動画をまとめた図を掲載しておきます。
どのように読書をすればよいのか、忘れてしまったら、この図をパッと見て、思い出してくださいね。
編集部のあとがき:スクール選びで「理念」を気にしていますか?
マコなり社長は、IT系スクールを運営しているだけあって説明が論理的で分かりやすいです。
他のyoutuberとは少し違って1歩深く説明をしてくれる印象を持ちました。
そして、マコなり社長の説明を動画で見ていると、なぜ【TECH::EXPERT】が伸びているのかが分かりました。
それは生徒に成果を出してもらうための方法をひたすら研究しているからです。
そこが他のスクールとの違いなのでしょう。
実際にエンジニア養成プログラムで3冠を達成しています。
3冠を達成
- 未経験から理想の就職ができるNo.1
- 即戦力までのスキルアップができるNo.1
- サポート体制が充実しているNo.1
こんなエピソードがあります。
【TECH::EXPERT】の生徒さんの中で、全然学習が進んでいない人がいたそうです。
ただ、マコなり社長としては、スクール代金を払ってもらっているからには絶対に成長させてあげたいという思いで、毎日電話をかけていたそうです。
しかし、ついにその生徒さんからは着信拒否をくらってしまうハメに…。
スクールを運営している側とすれば、お金は払ってもらっているのでこの生徒さんに手間をかければかけるほどコストが発生してしまいます。
ですので、毎日電話をかければかけるほど、利益が圧迫されていきますよね。
自社の利益が圧迫されることよりも、なんとしても生徒に成長をさせてあげたいという思いが根底にあるのだと感じました。
この後、どのようにコミュニケーションをとれば生徒が成長しやすいかを徹底的に研究し、指導の仕方をどんどん変更していきました。
その積み重ねがあって「エンジニア養成プログラムでNo1」という、みんなに選ばれるスクールになったのだと思います。
スクールで何かを学ぶなら生徒のことを考えて成長してきたスクールがいいですよね。
このあたりの企業理念、企業文化の部分はなかなか見えないところだと思いますが、スクール選びでは一番大切なポイントなのかもしれません。
もし、これからスクールでWebデザインやプログラムを学びたいと考えている方の参考になればうれしいです。
webデザインを学びたい方はこちら
プログラミングを学びたい方はこちら