毎日、いろんな情報収集をしていると、ポツポツと面白そうな漫画の情報も入ってきます。
普段の私の読書といえばビジネス書がメインなのですが、そんな私でも、たまに「これは読みたい!」と思える漫画に出会うわけです。
そんな私の琴線に触れた漫画を理由とともにご案内させていただきます。
それと、このページは随時、更新・追加をしていきます!
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気になる漫画
- 100日後に死ぬワニ
- 三国志(久保田千太郎 著)
- 編集王
- ONE OUTS
- G戦場ヘヴンズドア
- ひだりききのエレン
- マイホームヒーロー
- GIANT KILLING
- アオアシ
100日後に死ぬワニ (ゲッサン少年サンデーコミックス)
Twitterで毎日無料で公開され、累計1000万いいね!超えを記録したワニの日常漫画
漫画家/イラストレーターのきくちゆうきさん(@yuukikikuchi)がtwitterで公開していた漫画。
「100日後に死ぬワニ」と結末を先に宣言し、100日間毎日twitterで公開し続け、その累計いいね数は1,000万超えに。
私も途中からではありますが、ワニの生活をチェックするのが日課になりました。
こちらの記事「漫画「100日後に死ぬワニ」の過去ツイートをまとめて見るリスト」で過去の漫画のリンクをまとめています。
この漫画のよいところは「全てを見せないこと」だと感じました。
全てを見せないことで、読者がいろんな想像・推察をします。そして、その内容について、読者同士で様々な議論がなされます。
この漫画を見た上で、twitterでみんなの考えを覗いてみると面白いです。
「このシーンはこういう捉え方もできるのか」のように、新しい発見もあります。
むしろ「みんなの考えを知る」というのが、この漫画の一番おもしろいポイントなのかもしれません。
記念すべき100日目には、書籍化、映画化の発表もありました。
書籍版では「0日目」や「100日後の後日譚」など、ここでしか読めない描きおろしも28ページ収録されているとのこと。
三国志(ビーグリー)
KindleUnlimitedで全15巻が読める三国志漫画
オリラジのあっちゃんこと、中田敦彦さんの三国志シリーズの解説動画を見て、漫画でも三国志が読んでみたいなぁと思いました。
そこで、AmazonのKindleUnlimitedで読める三国志漫画を検索したところ、見事にヒット!
しかも、全15巻、すべてがKindleUnlimitedで読み放題でした。
これは読むしか無いということでさっそく読み始めています。
普段はビジネス書の読書が多いのですが、読書に疲れたら漫画の三国志を読む、という気晴らしで読み進めていきたいと思います。
ちなみに、三国志で人気の人物の一人「三国志 諸葛孔明」の漫画もKindleUnlimitedで読み放題でした。
こちらの漫画は全5巻で読み切れます。
↓「三国志 諸葛孔明」はこちらです。
編集王(ビッグコミックス)
自分が妥協しそうなときに喝!を入れてくれるマンガ
有名編集者・竹村俊介さん(@tshun423)がおすすめする出版業界マンガ。
出版業界の有名なマンガといえば「働きマン」「重版出来」ではないでしょうか?
竹村さんいわく、「編集王」はこの2冊よりも遥かに濃い内容になっているとのこと。
物語は元ボクサーの桃井環八。しかし、網膜剥離でボクサーを断念。そして、ヤングシャウト編集部という出版社でアルバイトをすることになります。
桃井は、元ボクサーらしく、なんでも正直に言葉にする性格。
大御所漫画家のマンガを見て、周りの連中は「すごいです!」「面白いです!」と、忖度しまくりの中、桃井は「全然おもしろくない」って言ってしまいます。
「なんで面白くないのに、みんなは面白いって言うんすか!」的なKY発言。
きっと仕事をしている人なら一度は言ってみたいセリフなのではないでしょうか?
竹村さんは、このマンガを読むと「自分が妥協しそうなとき ”いかにかん” ってなる」とおっしゃっています。
自分を律してくれるマンガで、刺激が欲しい人におすすめ。
↓ちなみに『働きマン』はこちら
↓ちなみに『重版出来』はこちら
それと、この本を紹介してくれている有名編集者・竹村俊介さんのnote「WORDSの文章教室」はすごく役立ちますのでおすすめです。
しかも無料で読めます♪
ONE OUTS(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
「勝つ」とは何か?を考えさせられる野球マンガ
アイデアマンとして有名なけんすうさん(@kensuu)が「人生で大事なことが全部書いてある」と称賛し、自身が取締役を務めていたSupership社の社員研修の資料にするほど。
マンガの作者は甲斐谷忍さんで、人気マンガ『LIAR GAME』の作者です。
主人公はの渡久地東亜は賭博野球で鍛えられたピッチャーで、変化球が投げられず、130km/hというそこそこのストレートのみしか投げられません。
しかし、抜群のコントロールと洞察力を武器に、対戦相手との駆け引き(心理戦)で、勝利を手にしていきます。
ないものねだりをせず、今ある武器で、どのようにしたら勝てるか?
そのための情報収集や手段をとことん考え抜きます。
このマンガで登場する名言は、本気のビジネスマンにはグサっと刺さるはずです。
↓ちなみに『LIAR GAME』はこちら
G戦場ヘヴンズドア(ビッグコミックススペシャル)
ものづくりの熱量が溢れ出す、影響力抜群のマンガ
Web上で数多くのヒットサービスを立ち上げてきたけんすうさん(@kensuu)がオススメする漫画です。
けんすうさんがリクルート社員時代に読んで「仕事観に影響を与えた」と称しています。
マンガの主人公は、マンガ愛する高校生の鉄男と、人気マンガ家の父を憎む高校生・町蔵。
まったく正反対のタイプの二人が、マンガづくりを通して、ぶつかり合い、成長していく物語です。
「もしお前がもう一度…オレを震えさせてくれるのなら、この世界で、一緒に汚れてやる。」など、クリエイターなら心揺さぶられる名言が数多く登場します。
左ききのエレン(ジャンプコミックス)
凡人クリエイターの苦悩を描いた人間ドラマ
「左ききのエレン」という漫画を知ったのは、とあるtwitterのつぶやきでした。
久しぶりに、競合プレゼンに参加します。クライアントはJINS、新聞広告の企画。対戦相手は目黒広告社の朝倉CD。大した相手ではないけど。久しぶりだから、楽しみ。オリエンは明日、cakes上で。#左ききのエレン#新聞広告の日
— 三浦崇宏 GO (@TAKAHIRO3IURA) October 18, 2019
これは新聞広告の日に仕掛けられた広告プロモーションの一環。
「GO」という現実に存在する広告会社と、「左ききのエレン」という漫画の中で存在する「目黒広告社」が、JINSのコンペで対決する!というもの。
朝日新聞の紙面広告にマンガでこの対決の模様が掲載されるという予告もありました。
「漫画上の広告会社」 vs 「現実に存在する広告会社」という仕掛けで、対決の広告クリエイティブは、新聞やWebメディアで公開され、twitterで投票が行われました。
私は「なんて面白いことをやってるんだ!!」と、衝撃を受けました。
そして、私は実際に、この広告を見るために朝日新聞の朝刊を購入し、また、漫画「左ききのエレン」が購入していました。
昨日の話ですが、#左ききのエレン の新聞広告が見たくて、朝日新聞を購入!
全面マンガって、インパクトありますねー!しかも、面白い!! https://t.co/LFKNnGShZ6 pic.twitter.com/NSdYoUqnl2
— ソイエバ@地方webディレクター(たぶん) (@soieba_editor) October 20, 2019
一消費者として、「広告から購入」までの流れを自然に体験させられました。
「これがヒトを動かす」ということなのか…。
漫画「左ききのエレン」を読んでみると、どハマリしました。
ディレクターとデザイナーの関係、ディレクターと営業の関係、上司と後輩、ライバル、同僚などなど、クリエイティブな仕事の現場において、様々な問題がリアルに描かれています。
一方、クリエイティブな仕事の醍醐味や魅力、やりがいのようなものも伝わってきました。
これから広告業界、Web業界などクリエイティブな現場の仕事に就きたいと考えている方には、絶対おすすめできる漫画です。
↓コミック版
↓原作版
\ドラマ化されました/
それと、U-NEXTならドラマ版「左ききのエレン」を独占配信中です。
31日間の無料トライアルがありますので、気になる方はぜひ!
マイホームヒーロー(ヤングマガジンコミックス)
お父さんの家族愛を通して、リアルに完全犯罪をしていく新感覚ミステリー
きっかけは、ドングリFMというポッドキャスト番組。
BuzzFeedのエディター 鳴海淳義さん(@narumi) と、元カヤック&元リクルートの夏目和樹さん(@natsumeg_k) の2人が話すポッドキャスト番組です。
その中で鳴海さんが紹介していたのが「マイホームヒーロー」。
(→ドングリFMの視聴はこちら)
これがどうやら普通の漫画じゃなさそうなんです。
ストーリーは、ヤクザと付き合っている大学生の娘を持つ、ごく普通のお父さんが主人公。
趣味は推理小説を書くこと。
そのお父さんがとあることを理由にヤクザを殺してしまいます。
ヤクザに追われるお父さん。
しかし、推理小説で考えたトリックをくりだし、ヤクザをだまし、他人に自分の犯罪をなすりつける…、というすごいお話のようです。
鳴海さんは「デスノートをはじめてみたような衝撃」「読みだしたら絶対に止まらない!」と絶賛していました。
「デスノート」がSFが入った完全犯罪ミステリーなら、「マイホームヒーロ」はリアルに完全犯罪をするミステリー。
正義なのか悪なのか、どっちなんだろう?
Kindle版なら1巻は無料で見られますので、ぜひ!
(私はこれから読みます♪)
↓ちなみデスノートはこういう漫画です。
GIANT KILLING (モーニングコミックス)
マネージメント論が学べるサッカー漫画
GIANT KILLINGもドングリFMで紹介されていた漫画で、夏目さん(@natsumeg_k) がオススメとして紹介していました。
この漫画が気になったのは、主人公がサッカー選手ではなく監督であることです。
そして「この漫画はマネージメントが学べる」らしい。
どうやって選手のモチベーションを上げるか、辞めさせるときにはどうするべきかなど、ビジネスマンと同じような悩みがストーリーの中にあり、会社で働いている人なら誰でも共感できると思う、とのこと。
アオアシ(ビックコミックス)
組織の中で活躍する方法を見いだせる漫画
アオアシももドングリFMで紹介されていた漫画で、夏目さん(@natsumeg_k) がオススメとして紹介していました。
GIANT KILLINGが「戦略」の話ならば、アオアシは戦術の話。
主人公が属する高校のサッカーチームのメンバーは、いわゆる中学からのエリート集団。
一方、主人公は高校から入った非エリートです。
周りがエリートの中で非エリートの主人公がどのようにして残っていくか…という物語です。
ここだけでだいぶ興味が湧いてきました。
それと、アオアシは選手にフィーチャーした物語なのですが、
「どうしたら周りのメンバーに動いてもらい試合に勝つことができるか?」「組織の中でどうやって差別化を図っていくか」など、ビジネスマンに近い視点で描かれています。
しかも、ビジネスに通じるものがあるなら学びもありそう。
読みたい!
あとがき
まだ3本しか漫画を紹介できていませんが、今後も琴線に触れたストーリーの漫画を紹介していければと思っています。
お楽しみに♪