ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM3」が欲しくてたまらないソイエバ編集部です。
WH-1000XM3が欲しすぎて、いろんな「WH-1000XM3のレビュー動画」を見て、なんとか物欲を抑えている状態であります。
おかげでWH-1000XM3について若干詳しくなってきましたw
今回は、たくさん見てきた「WH-1000XM3のレビュー動画」の中でも、ひときわ分かりやすく、そして、WH-1000XM3の外観を360度、きちんと見せてくれたレビュー動画を紹介します。
イヤホン・ヘッドホン専門店である「e☆イヤホン e-earphone」のはまちゃんです。
さすがはヘッドホンの専門店のスタッフさんということもあり、「LDAC」や「DSEE HX」など、音質に関わる部分、ヘッドホンのデザインの部分まで触れてくれていました。
この動画では、以下のようなことを分かりやすく解説してくれています。
はまちゃんの動画のポイント
- WH-1000XM3の外観をじっくり見せてくれている
- 前モデルである「WH-1000XM2」から進化したポイント
- なぜWH-1000XM3はハイレゾ相当の高音質を実現できるのか?
- WH-1000XM3の基本スペック
- WH-1000XM3の開発者がこだわったところ
すごく分かりやすく、好感が持てる話し方で、WH-1000XM3を説明してくれていますので、ぜひ視聴してみてください(動画時間:13分28秒)。
→「e☆イヤホン e-earphone」のはまちゃんのレビュー動画をyoutubeで見たい方はこちら
WH-1000XM3のレビュー動画をサクッとまとめ
さあ、ここからはWH-1000XM3のレビュー動画を見たいけど、「時間がなくて見ることがない」「今月のパケット料が気になって動画が見られない」という方のために、ざっくりとレビュー動画のポイントを文章でまとめてお伝えできればと思います。
まず、はまちゃんが冒頭にこんなことを言っています。
「今回紹介するのは、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン…」
「…と言っても、普通のじゃないぜ!」
前モデルである「WH-1000XM2」から進化したポイント
1.「WH-1000XM3」は圧倒的にノイズキャンセリングが凄い
前モデルである「WH-1000XM2」でもノイズキャンセリングの精度が凄いと評判だったのですが、「WH-1000XM3」は圧倒的にノイズキャンセリングが強くなっています。
これは、ソニー独自開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」を搭載していて、前モデル(WH-1000XM2)と比較すると、プロセッサーの処理能力が4倍にもなります。
その効果は圧倒的と言っても決して過言ではなく、ノイズキャンセリングに詳しくない人であっても、使った瞬間に分かるレベルとのこと。
どのヘッドホン、イヤホンの専門店の店員さんでも「あれ、ノイズキャンセリングの性能の向上が著しいぞ」と言ってしまうくらい進化しています。
2.NCオプティマイザーが凄い
「WH-1000XM3」になると、NCオプティマイザーといって、ユーザ一人ひとりに合わせてノイズキャンセリング特性を自動で最適化してくれる機能が搭載されました。
具体的に言うと、装着時の個人差(髪型、眼鏡の有無、装着ずれ)を数秒で検出し、その人にとって最適なノイズキャンセリング状態に設定シてくれる機能になります。
動画の中ではまちゃんも実際にNCオプティマイザーを試してみたところ…、「面白い!」とは言うものの、オプティマイズの前後で差が分かるかと言われると…微妙な表情をしていましたw
手遅れ。
しかも、臭い・・・。
進化ポイントまとめ
- 業界最高クラスのノイズキャンセリング性能はマジ凄い!
- ソニー独自開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」搭載
- ノイズキャンセリング機能をユーザーの装着状態や環境に合わせて最適化する「NCオプティマイザー」
ノイズキャンセリングヘッドホンの大きなメリット
そもそも一般的なヘッドホンでは、聞きたい音楽に集中するために、音量を上げて外音をシャットアウトする必要があります。
しかし、ノイズキャンセリングヘッドホンは、逆位相の音を高精度に生成することで、外音の騒音を打ち消す効果があります。
そのため、ヘッドホン本体の音量をガンガンに上げなくてもよくなり、より静かな環境で、よりクリアな音楽再生が可能になります。
音量をむやみに上げずにすむことで、耳への負担が少なくてすみます。
なぜWH-1000XM3はハイレゾ相当の高音質を実現できるのか?
WH-1000XM3がハイレゾ相当の高音質を実現しているのは、【LDAC】と【DSEE HX】という2つの仕組みが関係しています。
1.LDACでハイレゾ相当の高音質が楽しめる!
WH-1000XM3では、ソニーがかいはつしたLDACという規格で音楽プレイヤーと接続することができます。
LDACに対応していないヘッドホンの場合は、通常、Bluetooth(SBC)で接続することが多いと思います。
実は、Bluetooth(SBC)で接続すると、伝送時に音質が劣化してしまうんです。
つまり、Bluetooth(SBC)で接続している限り、どんなワイヤレスヘッドホンでも音質は悪くなってしまいます。
しかし、WH-1000XM3は、これまでのBluetoothではなく、LDACという音声圧縮技術を使い、Bluetooth経由でもハイレゾ音源を伝送可能にしました。
LDACとは?
LDACとは、ソニーが新規開発した音声圧縮技術で、既存技術に比べ最大約3倍の情報量を伝送します。
LDACに対応した機器間では、ハイレゾ音源をはじめ、従来からお持ちの音源もワイヤレスで高音質なサウンドを堪能することができます。
ただし、注意点としては、LDAC対応の音楽プレイヤーである必要があります。
2.DSEE HXでハイレゾ相当の解像度にアップスケーリング
DSEE HXとは?
「DSEE HX機能」はWALKMAN?などにも搭載されているソニー独自の高音質技術です。
MP3やAACなどの圧縮音源について、圧縮によって失われがちな高音域や消え際の微小な音を再現。
ハイレゾ相当の高音質で楽しめます。
※「DSEE HX機能」は「ミュージック」アプリでのみ有効になります。
そもそも、ハイレゾって何?
女子の水着みたいなやつ?
ハイレゾというのは、ハイレゾリューションオーディオの略で、高音質音源のこと。
音楽CDなんかよりも、大量の細かいデータを持つことができるから、音質がいいんです。
具体的に言うと、CDやMP3ファイルなんかの圧縮音源では表現できなかった演奏や歌声のディテールや生々しさを、きちんと表現してくれるんです。
分かる人には分かる!ってやつです。
まだまだあるWH-1000XM3の最強機能
はまちゃんは、他にもこんな機能を紹介してくれていました。
クイックアテンションモード
・ノイズキャンセリング中は、周囲の音を聞き逃してしまう可能性がある
・そんなときに、手軽に耳を傾けることができるのがクイックアテンションモード
・右側のハウジングに触れることで、一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞きやすくする機能
専用アプリ「Headphones Connect」
前モデルのWH-1000XM2でもすでに対応していたそうですが、WH-1000XM3には専用のアプリがあります。
この専用アプリを使うことで、自分好みにヘッドホンを設定し、カスタマイズすることができます。
たとえば、「音質設定(イコライザー)」や「外音取り込み機能の設定(外音コントロール)」、「行動検出による周囲の音の取り込みの自動切り替え(アダプティブサウンドコントロール)」なんかもカスタマイズできちゃいます。
→専用アプリ「Headphones Connect」の詳細はこちら
WH-1000XM3の基本スペック表
形式 | 密閉・ダイナミック |
---|---|
再生周波数帯域 | 4Hz-40,000Hz |
インピーダンス | 47Ω(有線接続、POWER ON時 1 kHzにて) 16Ω(有線接続、POWER OFF時 1 kHzにて) |
コードタイプ | 方出し(着脱式) |
重量 | 約255g(※コードは含みません) |
充電時間 | 約3時間(フル充電)(1.5AのACアダプター使用時) ※10分充電で5時間再生! |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大30時間(NC ON時) 最大38時間(NC OFF時) |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC |
WH-1000XM3の開発者がこだわったところ
はまちゃんは、レビュー動画の最後に興味深いことを話してくれていました。
それは、WH-1000XM3の開発者の話。
WH-1000XM3の開発者のメンバーがこだわった、WH-1000XM2からWH-1000XM3への進化のポイントです。
開発者が語る進化のポイント
- ノイズキャンセリング性能の向上
- 急速充電
- 電源ON・OFFの使いやすさ
- デザインと重量
まず一番に挙げた進化のポイントは、やはり原点に立ち返ってノイズキャンセリングの性能向上でした。
次のポイントは急速充電。
充電効率を努力して改善することで、たった10分の充電で5時間の再生を実現しました。
そして、3番目は電源のONとOFF。
WH-1000XM2までは、ブルートゥースの接続が切れると、自動的に電源がOFFになるようになっていましたが、WH-1000XM3からは自動でOFFにならないように設定ができるようになっています。
この設定が可能になることで、こんなときに便利になります。
便利ポイント
- 仕事や勉強に集中したいとき
- 飛行機に乗るとき
- Bluetooth接続をせずに、ノイズキャンセリング機能だけを使いたい
- ハンズフリー通話の音質が向上
そして、WH-1000XM2からWH-1000XM3への進化のタイミングで、すべてのパーツのデザインが見直しがなされており、見た目だけではなく、20gの軽量化も実現しています。
実際に耳にあたるイヤーパッドが作る空間までもきちんと考えられて、圧迫感の少ない、できる限りつけていることを忘れられるような装着感を目指したデザインリニューアルになります。
まとめ
さすがはイヤホン・ヘッドホン専門店のスタッフがする動画レビューでした。
デザインと機能、そして、前モデルからの進化ポイントがまとめられていて、非常に参考になったと思います。
おさらいで、進化のポイントをもう一度まとめておきます。
進化ポイントまとめ
- 業界最高クラスのノイズキャンセリング性能はマジ凄い!
- ソニー独自開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」搭載
- ノイズキャンセリング機能をユーザーの装着状態や環境に合わせて最適化する「NCオプティマイザー」
ただ単に、ノイズキャンセリングするだけではなく、自分好みのキャンセリングレベルにカスタマイズできるのが凄いところですね。
たった10分で5時間も使えてしまう超・急速充電も、使われるシーンをよく分かった上での改良なのだと思います。
街中でつけても違和感のない、スタイリッシュなデザインであることから、音楽ファンだけではなく、もっと多くの人に親しまれるアイテムになっていると思います。
気になる方はぜひ、下のリンクから詳細をチェックしてみてください。