「グランドスラム」が全て見られるのはWOWOWだけ!
ウィンブルドン2018のドロー表を見て、
ふと…
「この順番ってどうやって決まるんだろう?」
「シードの順位はどうやって決まるの?」
という疑問が浮かびませんか?
あなたの応援している選手が勝ち進みやすい配置だったり、逆に1勝するのも難しい配置だったり。
今回は、テニスのドロー表の決め方について説明します。
今までずっと気になっていたという人も、全然気にしていなかったという人も、知ってみればシンプルなルールですので、スッキリすると思いますよ。
それでは参りましょう!
テニスのドロー表の決め方は?
まずは、「シード選手」と「その他の選手」に分けて決めていきます。
「その他の選手」については、コンピュータによってランダムに配置されます。
シード選手の決め方は?
シードとは?
そもそも、シードとは何か?
シードとは、大会を行う上で、有力選手同士が序盤で対戦しないように、対戦相手の組み合わせを調整するための仕組みです。
優勝候補同士が一試合目で当たってしまっては、残りの試合の醍醐味が少し薄れてしまいますよね。
つまり、大会の後半になればなるほど白熱した試合が期待できるということになります。
シード順や位置はどうやって決まるの?
シード順と位置がどのように決まるのか説明します。
- シード順は基本的には世界ランキング順
- ウィンブルドンの男子シングルスでは、世界ランキング+芝コートでの成績
テニスの世界ランキングについて
国際プロテニスの組織は3種類あります。
3つの国際プロテニス組織
- ITF(International Tennis Federation)
国際テニス連盟のことで、男女ともにグランドスラムを運営している団体です。 - ATP(Association of Tennis Professionals)
男子テニス協会のことで、男子のトーナメントを管理している団体です。 - WTA(Women’s Tennis Association)
女子テニス協会のことで、女子のトーナメントを管理している団体です。
一般的に言われるテニスの世界ランキングは、男子の場合は、ATPが管理するATPエントリーランキング、女子の場合は、WTAが管理するWTPエントリーランキングになります。
シード選手のドローの決め方
グランドスラムの場合はドロー数が128で、シードはドロー数の1/4である32。
シード選手の位置は下図のようになります。
上図では、シードを色分けしていますが、これには意味があります。
第1シードと第2シードの位置は決まっています。
ただし、それ以外のシード選手は、同じ色の中で抽選をして位置が決まります。
まとめると…
- 第1、第2シードの位置は固定
- 第3、第4シードの位置は抽選
- 第5~8シードの位置は抽選
- 第9~12シードの位置は抽選
- 第13~16シードの位置は抽選
- 第17~24シードの位置は抽選
- 第25~32シードの位置は抽選
ということになります。
ウィンブルドン2018のドロー表を見てみよう!
ドロー表の決め方が分かったところで、ウィンブルドン2018のドロー表を見てみましょう。
世界トップレベルのテニスプレイヤー128人の中で、世界一が決定されます。
この中から現時点での世界一が決定すると思うとわくわくしますよね。
女子シングルのドロー表を見たい方はこちら
ウィンブルドン2018のドロー表・トーナメント表をエクセルとPDFで作成してみた。
最後に
テニスのドロー表の決め方はいかがでしたでしょうか?
これまでのテニスの成績の順位によってシード位置が決定されるので、ドロー表を見るだけでその選手が世界のどの位置にいるのかが分かって面白いですよね。
ウィンブルドン2018のドロー表については6/29に発表されました。
男子シングル、女子シングルのドロー表については、エクセルで編集できるように作成しましたので、使いたいという方はこちらのページからダウンロードしてください。
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