この記事では、時短テクとして、読書中に気になった部分の画像メモを、爆速でEvernoteに残す方法を紹介します。
前提条件は以下のとおりです。
前提条件
- PCのEvernoteアプリで作業
- Webカメラ(ロジクールのC270)を利用
読書中の画像メモとは?
何をしたいかと言いますと、読書メモをEvernoteでとるときに、資料として残しておきたい部分(グラフなど)を写真画像として残しておくということです。
たとえば、下図のように。
「撮影」から「Evernoteに挿入」までのすべての作業を、たった20秒で行うことができました。
この方法のおかげでかなりの時短に成功しました。
ちなみにですが、私はこれまで、本のページや図を画像として残しておきたいときは、以下の手順で作業していました。
これまでの作業手順
- スマホで本のページを写真で撮る
- クラウドサービスでPCに写真を送る(ChatworkかGoogleDrive)
- PCでクラウドサービスから写真をダウンロード
- Evernoteを開いて写真を挿入
従来の方法ですと、無駄にクラウドのストレージも圧迫されますし(消せばいいのですが)、いちいち画像をダウンロードするのが面倒でした。
おそらく、1枚の画像を挿入するのに2~3分はかかっていたと思います。
20秒でEvernoteに画像を挿入する方法
Evernoteに爆速で画像を挿入する方法は簡単です。
WebカメラとPCをつないだ状態で、Evernoteアプリの「スナップ写真を撮影&挿入」を押して進めていくだけです。
私が使っているWebカメラはロジクールのC270です。(2000円程度で購入できます)
↓ 作業手順を簡単な動画にしてみました。
Webカメラ「C270」で接写する方法
ただし、ここで1つ注意点があります。
それは、C270というWebカメラは、デフォルトのままですと接写(至近距離での撮影)できないということです。
それもそのはずで、本来Webカメラは、ディスプレイに設置して使いますので、焦点距離(ピントが合う距離)が1m程度なんです。
ですので、Webカメラで紙面を撮影しても全くピントが合いません。
デフォルトのままですと、下図のような写りになります。
そこで、紙面撮影ができるようにWebカメラのピントを調節します。
WebカメラC270のピント調整方法
C270のピント調整方法は以下の5ステップです。
ステップ1|カバーを外す
まずは、表にあるカバーを外します。
表のカバーが外れると下図のようになります。
ステップ2|ネジとカバーを外す
次に、3本ネジがありますので全て外します。
ネジを外し、さらにカバーを外すと下図のようになります。
ステップ3|レンズのネジ部分に印をつける
これからレンズの周りの部分を回すことになるので、デフォルトの状態を記録するために、ネジ部分に印をつけます。
私の場合は、目印に白のテープを貼ってみました。
ステップ4|レンズのネジを左に回す
ピントを調整するため、レンズの周りのネジを左にまわしてみます。
私の場合は、時計でいうところの8時の位置までまわしてみました。
ステップ5|元に戻して完了
最後に、カバー等を戻して完了です。
さっそく、紙面を撮影してピントが合っているかどうか確認してみましょう。
試しに撮影してみた
実際にどのように撮影されるか試してみました。
結果はバッチリ!
調整後は、きちんとピントが合い、グラフの数値なども読めるようになりました。
まとめ
今回は、Evernoteに読書中の本の画像メモを爆速で掲載する方法を紹介しました。
デフォルトで至近距離で撮影できるWebカメラを持っている人であれば、すぐに可能です。
もし、私と同じように至近距離で撮影するとピントが合わない場合は、レンズのネジで調整してみてください。
(調整できるかどうかはWebカメラのメーカーによると思います)
「Webカメラ持ってないよ」という人も、1つくらいはWebカメラを持っていてもいいかもしれないです。
リモートで作業するときなどは、Web会議で必須になりますし、私が持っているWebカメラであれば、価格も2,000円前後ですので割と安いです。
読書メモをとる際の時短になりましたら幸いです。