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『孫正義 事業家の精神』(要約)を読んだ感想

『孫正義 事業家の精神』という本の要約をflier(フライヤー)で読んだ。

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この本は「いまひとつやる気がおきない」「頑張ってるのに成果がでなくて悩んでいる」という人におすすめだ。

なぜなら、自分の努力など孫正義に比べたら屁のようなものだ、と思い知らされるからだ。

「自分の努力量はたかがしれているから成功なんてするはずがない」「もっと努力をしよう」。
そう思わせてくれる本である。

必要な努力の量を定義する

孫正義は、弟の泰蔵が東京大学の受験の際にこんなことを告げたそうだ。

最後に合格するかはわからない。しかし、「これだけやれば、誰が考えても絶対に受かるはずの実力がつくボリューム」を定義することはできる。

そして、八重洲ブックセンターにあるすべての参考書を弟に購入させた。

そしてまず、30分で何ページできるかを計算し、1冊あたりの所要時間を割り出していく。その上で、1日16時間、受験日まで5760時間として、1時間単位で年間計画表を作成した。

このように目標を達成するための努力の量をまずは定義する。
そして、その努力の量を達成するための計画表を作成し、最後までやり遂げるのが孫正義である。

私を含め、努力が続かない人は「どれだけの量を、いつまでにこなせばよいかを考えていない」というのが理由の1つなのだと思う。

まずはそこからだ。

「今日やるべき行動(努力の量)」を把握し、それを毎日細かく達成していくことで、目標まで近づいていることを実感できる。
このゲームをクリアするような感覚が非常に大切なのだと思う。

人の真似をして満足しない

孫正義の口癖はこうだ。

「真似するだけでは絶対に超えることができない」。

人の成長において、「真似をする」ということは非常に効率的な方法だと、個人的には思っている。
しかし、「真似をするだけ」では、オリジナルを超えることは一生ない。

100点のうち、60点くらいまでは徹底的に真似をすることで素早く到達する。
そのあとは、自分の考えや経験を信じて、オリジナルを加えていくことがいいだろう。

私の経験上、「新しいWebサービスを作りたい」というようなことを思った時、過去の事例ばかりを眺めていたのでは、いつまでたっても新しくて面白いアイデアは出てこない。

自分が体験したこと、ターゲットとなる人が困っていることに神経を集中し、その解決策をゼロベースで考えてみる。
そうすることで、新しいアイデアが生まれやすい。

結局は自分が知っていること、体験したことからしか新しいアイデアは生まれてこない。
そのため、日頃から自分の知識・体験を積み上げていくことが重要である。

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