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『ハック思考〜最短最速で世界が変わる方法論〜』(要約)を読んだ感想

『ハック思考〜最短最速で世界が変わる方法論〜』(須藤憲司 著)をflier(フライヤー)で読んだ。

著者である須藤憲司さんは、Kaizen PlatformのCEOで、元リクルート。
リクルート時代では、RING(新規事業)、ARINA(イノベーション)、トップガン(大手営業)、経営への提言(論文)という、よく分からないけどすごそうな表彰を全て獲得し、グランドスラムを達成したかなり猛者である。

周りにツワモノがうじゃうじゃいる中で、圧倒的な成果を出し続けることができている成功者の思考を知るべく、この本を読みたいと思った。

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『ハック思考』を買わずに内容を3分で知りたいなら

『ハック思考』の概要をサクっと知りたいのであれば、著者であるスドケンさんがご自身で要約したnoteがあったので、こちらがおすすめ

この要約の中で書かれていた「ハック(Hack)」の説明がわかりやすかったので引用しておく。

同じインプットから大きな成果を得られるよう転換効率を劇的に高める事をHackと呼びます。

著者本人による『ハック思考』の要約

動画による『ハック思考』の要約

文章を読むのが苦手…という人はこちらの動画がおすすめ。全体を短い時間でまとめてくれているので分かりやすい。

『ハック思考』のステップを自分の言葉に変換してみた

著書の中で、世界をハックするためには以下の2つのステップで実行できると書いてある。

  1. 世界を違った目で見つめ、規則性や法則を見つける
  2. その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する

むむむ、分かったようなわからないような。

私の理解力が乏しいため、特に2番目の「その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する」という部分が直感的に分からない。

すーーーっと、入ってこない。

そこで、自分の中に落とし込むために、頑張って2番目の文章を、自分の言葉に変換したいと思う。

で、変換したのがこれ。

  1. 世界を違った目で見つめ、規則性や法則を見つける
  2. 「その手があったか?!」を見つけて実行する

私の中では、この表現でだいぶスッキリした。

つまり、『ハック思考』とは、『とある問題に対して「その手があったか?!」を見つけること』なんだと思う。

ハック思考の実践例

上記のステップのとおり、「その手があったか?!」の「その手」を見つけるためには、1番目のステップ(人とは違う規則性や法則を見つけること)が重要だ。

人とは違う規則性や法則を見つけるためには、「なぜ?」や「そもそも」という疑問を持って、物事を見るとよいと思う。

たとえば、お客さんから「通販サイトを作りたいんだよね」と相談されたとする。

そのときに「なぜお客さんが通販サイトを作りたいのか?」「そもそも、お客さんは通販サイトを作ってなにを実現したいのか?」を想像したり、聞いたりする。

その結果、「単純に売上をあげたい」ということだったら、通販サイトを作らずにヤフオクやメルカリに出品するだけでいいかもしれない。

もしくは、自分たちで売るのではなく代理店を募集して代わりに売ってくれる人を増やした方がいいかもしれない。

B2CではなくB2Bで大口顧客を増やすことに集中した方がいいかもしれない。

こんな感じで課題をそのまま受け取るのではなく、いったん「なぜ?」「そもそも?」の疑いを持って、他人とは違う法則を見出す癖をつけるべきである。

この疑うことの精度を高めていくには「観察」「考察」「推察」「洞察」を繰り返すしかない。

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