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篠竹幹夫監督とは?悪評の噂、名言がスゴイ!日大・内田正人監督との決定的違いとは?

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篠竹幹夫監督とは?悪評の噂、名言がスゴイ!日大・内田正人監督との決定的違いとは?

「内田正人監督は、篠竹幹夫監督のうわっつらだけを引き継ぎ、一番重要な部分をないがしろにした」

篠竹幹夫監督にあって、内田正人監督にないもの…。

それは、選手への愛情です。

ところで、日大アメフト部悪質タックル問題では、内田正人監督の発言が「選手を守らず保身に走っていて卑怯だ」という声をよく聞きます。

それは、内田正人監督の発言から選手への愛情が微塵も感じられないからです。

選手への愛情があれば、会見のような選手に責任をなすりつけるような発言はないでしょうし、そもそもコミュニケーションの不足もありえないわけです。

日大アメフト部の全盛期

日大アメフト部は、かつて、黄金時代を築いていました。

関東大学選手権(パルサーボウル)、大学王座決定戦(甲子園ボウル)、日本選手権(ライスボール)をすべて優勝し、勝率はなんと脅威の9割2分。

その時の監督が篠竹幹夫さんです。

篠竹幹夫とは

篠竹幹夫監督は、日大アメリカンフットボール部の監督を1959年から2003年の44年間務め、そのうち、17回も甲子園ボウルを制した実績がある伝説の監督です。

その伝説的な偉業は映画にもなるほどでした。

その映画は、日本大学創立100周年記念映画「マイフェニックス」

篠竹監督をモデルにした映画で富田靖子さん、宍戸開さん、渡辺篤史さん、倍賞美津子さんなどが出演しています。

そして、悪質タックル問題の渦中にある内田正人監督にアメフトを教えたのも篠竹監督なのです。

篠竹幹夫のプロフィール

名前 篠竹幹夫
(しのたけみきお)
生年月日 1932年8月29日
出身 神奈川県横浜市
趣味 シャンソン。
ロシア生まれの名曲『百万本のバラ』を原語で歌い、詩も書くなど魅力ある人柄で学生に慕われた
監督期間 1959~2003年(44年間)
考案戦術 ショットガン隊形
戦績 甲子園ボウル17度の優勝
日本選手権4度の優勝
※公式戦通算290勝39敗4分け(勝率:87%)
2003年12月 日本アメリカンフットボール協会殿堂入り
2006年7月10日 逝去(享年 73歳)

篠竹幹夫監督の指導は大変厳しく、なかには逃げ出す学生もいたそうです。

しかし、その一方で学生とはできる限り同じ時間をともに過ごし、人生のすべてを学生に捧げていました

その決意は尋常ではなく、「学生ほど自分に尽くしてくれる人間はいない」として生涯独身を通しています。

厳しさの反面、それ以上に学生に愛情を注いでいたため、学生からは「オヤジ」と呼ばれ親しまれ、絆が生まれていました。

篠竹幹夫監督の教え子の一人はこのように語っています。

「オヤジは選手と一緒に風呂に入ったり、マージャンを教えてくれたりして選手とコミュニケーションをとっていた。
スパルタと世間は言うけど、自分はそうは思わない。楽しかったですよ。
そこには『へたくそ』を『日本一』にしてやるというオヤジの気持ちがあったから。
信頼できたんです」

篠竹幹夫監督の動画

この動画は、関西学院創立100周年記念KGボウル 関西学院大学 対 日本大学(定期戦)の試合後のインタビューです。

この動画の中で、関西学院にはもっと強くあってほしい、という言葉があり、その後のこの一言。

「フットボール界の空は、青か赤であったはずなんだ」

篠竹幹夫監督の名言です。

青と赤を意味するもの、それは、青(関西学院大学ファイターズ)と赤(日本大学フェニックス)です。

つまり、篠竹幹夫監督のこの言葉から、関西学院大学と日本大学が良きライバル関係であったことが伺えます。

そして、相手にエールともとれる一言を送っていることから、お互い切磋琢磨し、アメリカンフットボール界を盛り上げてきたことが伝わってきました。

内田正人監督は、篠竹幹夫監督が大切に思ってきた関西学院大学ファイターズと日本大学フェニックスの伝統的な定期戦に泥を塗ってしまったわけです。

篠竹幹夫監督の悪評の噂

これだけの伝説的な人物であるがゆえなのでしょうか、
悪評の噂もありました。

  • スパルタともいえる鉄拳制裁も辞さないしごき
  • 生徒相手の賭けマージャン
  • 新入部員に献金を強要した噂
  • 横暴さに耐えられなくなった部員たちが脱走
  • 選手の保護者にフルーツを用意させていた

これらの問題が指摘されながらも大きな問題になっていないのは、やはり学生の愛情が根底にあるかななのではないでしょうか。

篠竹幹夫監督と内田正人監督の決定的な違いとは?

内田監督との決定的な違いはここにあると思います。

篠竹監督と学生

篠竹幹夫監督は、生徒とお風呂に入ったり、マージャンをしたり(賭けマージャンはダメですけどねw)と、生徒とコミュニケーションというレベルではなく、生活をともにしていて、生徒のコンディションを詳細まで把握していました。それだけではなく、生徒が何を考えているかまでも把握していたのではないでしょうか。

また、篠竹幹夫監督は常に「サムライたれ」と指導し、私生活の乱れはそのまま練習や試合に悪影響を及ぼすとの信念を持っていました。

篠竹幹夫監督は対戦相手のOBからこのようなことを言われたことがあるそうです。

「日大さんが帰ったあとのロッカールームは、ちり一つ落ちていない。あれには本当に感心させられますなあ」

生徒に対し、アメフト選手としてだけではなく、人間としての成長をしてもらうために接していたことが伺えます。

内田監督と学生

一方、内田監督は会見で生徒とはほとんどコミュニケーションをとっていないと言っていました。

コミュニケーションをとらずに、どのように指導していたのだろうと、その指導方法に疑問を抱いてしまいます。

それどころか、現在では、日大アメフト部の大量退部の原因がコーチによる暴力行為だとされています。

その暴力行為が開始されたのは、内田監督が就任し、コーチが内田監督の顔色を伺うようになってからとのこと。

あとがき

指導者として一番大切なのは、学生への想いなのではないでしょうか?

学生にスポーツを通じてどのような経験をさせてやりたいか、どのような人間ごして育ってほしいか、「試合に勝たせてやりたい」ということも一つですが、それ以上に、その学生の未来を考え、さまざまなことを教えていいくことなのではないかと思います。

内田前監督、井上奨前コーチ、森琢前ヘッドコーチが辞任し、注目されているのが日大フェニックスの新監督は誰?ということ。

その候補として、高橋宏明さんの名前が挙がっています。

高橋宏明さんといえば、篠竹監督時代にコーチを務めていた人物

一度、日大アメフト部の監督に就任したことがありますが、1年で辞任に追い込まれています。

理由は、田中理事長に意見したからだとか…。

高橋宏明さんはどんな人物なのかについては別の記事でまとめています。

よろしければ、あわせてお読みください。

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ソイエバ編集部

「あ、そういえば」と思ったときに調べるか調べないかで知識の蓄えが異なり、その蓄積で3年後の未来が変わると考えているソイエバです。首都圏から地方に移住し、30代で脱サラ。そして今は子育てをしながらWebサイト制作やブログ執筆しています。あなたの「あ、そういえば」につながる情報を発信していきます。 twittertとfacebookやってます。 詳しいプロフィールはこちら。

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